オブジェクト、プロパティ、メソッド、コレクションについて
■オブジェクトとは?
・操作の対象となるもの
・オブジェクトを扱うために「プロパティ」と「メソッド」がある
■プロパティとは?
・オブジェクトの状態の情報
└セルをオブジェクトとしたときの文字の大きさ,フォント,値など
<例>文字の大きさ:.Font.Size
フォント:.Font
値:.Value
・値の取得と値の設定に使う
値の取得:a = Range("C1").Value
値の設定:Range("C1").Value = "とまと"
■メソッドとは?
・オブジェクトに対する動作・操作を指定する命令のこと(基本的に動詞)
<例>3シート目を選択する:Sheets(3).Select
・メソッドの書き方は3種類ある
①Workbooks.Open パラ1, パラ2, …
└パラメータは省略可能(途中を飛ばす場合は「パラ1, , ,パラ4」の形で)
<例>Workbooks.Open "test.xlsx"
②Workbooks.Open パラ1 := XXX
├パラメータを名前で指定
└パラメータの順序に制約なし
<例>Workbooks.Open Filename := "test.xlsx"
③Workbooks.Open (パラ1, パラ2, …)
└丸カッコはメソッドの種類と使われ方によって省略が可能
├返り値を変数に代入する場合は( )が必要
│ <例> a = メソッド(パラ1, パラ2, …)
└値を返さない or 返し値を使わない場合は( )が省略可能
<例> メソッド(パラ1, パラ2, …)
<例>Workbooks.Open ("test.xlsx")
■コレクションとは?
・同じ種類のオブジェクトの集まり
<例>Workbooks, Worksheets